代表の大西です。戦後70年が経過した現代日本。
ニュースでは、毎日のように親殺し・子供への虐待・高齢者詐欺など、痛ましい記事が流れています。また、少子高齢化が進行し、社会保障費の増大で国の財政が破綻しようとしています。
私の愛する日本は、かつてこのような国家であったのでしょうか?
戦後、食の欧米化が進み、お米より麺類やパン食が食卓の主役となり、お味噌・お醤油等の発酵食品の消費量が落ち込み、油や砂糖の消費が増大しました。
私は、冒頭に触れた衰退していく日本の姿と食文化の変遷は、無関係ではないどころか、大きな要因と捉えています。
創業来20数年を経て全国各地の生産者さんとご縁を深めてきました。
お米やお野菜の農家さん、酒蔵や味噌蔵の発酵の達人の造り手さん、はたまた鶏さんや豚さんや放牧牛を育てる畜産家さん。ありがたいことに皆さん本物の生産者さんでした。
また、いろいろなNPOの理事として普及を後押ししてきた無肥料自然栽培も、この5年位で市民権を獲得してきました。
スピリチュアル系と異端児扱いされてきた発酵や微生物さんの世界も、腸内フローラ様のご活躍でだいぶ共通言語化してきました。
そして、さまざまな事業を通して食品添加物の実害・種の世界まで貪る業界の闇・疲弊した医療現場の実態など、多くの学びを頂戴してきました。
私の代で出来る大好きな日本への恩返しは、そろそろ第三コーナー。
多くの本物の造り手さんの想いとご苦労を様々な事業で本気で形にしてまいります。
特に、出産に関連するお食事や学校給食、自然農を核としたコミュニティ作りなど次世代に繋がっていく領域に力を注いで参りたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
自然回帰 代表 大西礼二